CANINE HILLS BLOG

友人の死

公開日:2021/09/03

9月になってから急に涼しくなり、きょうなど半袖では少し肌寒いほどでした。

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公園の桜の葉が一部黄色になり、

 

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街路樹のナンキンハゼの葉の一部も赤くなっていました。
秋が駆け足でやってきた感じです。

先月下旬、めいさんの松江の友達のケンさんが急に亡くなりました。
亡くなった当日にも本人から電話があり、元気に話していたのにですよ。
めいさんは全く信じられなくて、呆然としていました。

特徴のある電話番号なので、かかってきたらすぐに彼からだと分かります。
亡くなったことの知らせの電話とは知らず、私はめいさんに、
「あら、今日もまたケンさんから電話だわ」と受話器を取って、そばにいためいさんにそのまま渡しました。
すると本人からではなく、奥さんからで、泣きながら、めいさんにケンさんが亡くなったことを話されたとか。

それを聞いて、愕然としました。
あんなに元気だった人がなぜ?

ケンさんは甘いものが好きで、亡くなった当日、孫のために買ってあった5本入りのアイスバーを2箱、計10本も食べたんですって。
彼は一人っ子で、昔から冷蔵庫にあるお菓子、戸棚に置いてあるお菓子は全部自分のものだという感覚があり、ずっとそれが抜けないままだったのですね。
で、さすが10本も食べたら、みぞおちのあたりが痛み出して、正露丸を立て続けに何回も飲んでいたとか。
でもそれはアイスを食べ過ぎてお腹が痛くて、というのではなく、心筋梗塞の痛みだったようです。

めいさんは心臓が悪いことを自覚していて、今はとても自分の体を大切にしています。
細々と生きているって感じです。
一方、ケンさんはいつも元気なので、心筋梗塞など全く意識していなくて、この病気を見逃してしまったのかもしれません。

今年亡くなったポッチーちゃんの義理のお父さんも甘いものが好きで、「アイスは1日に3つまでね」と言われているたのに、毎日5つは食べていたとか。
それに家の中はどの部屋にもお菓子が置いてあり、いつでも食べられるようにしてあったとか。
何だか似ているなあ。

ケンさんはいつも楽しく、松江に行ったときは必ず会っていました。
何をやっても憎めない人で、友人は多く、趣味も豊富で、少しばかり哲学者で、コロナ渦でぐっと減ったとはいえ、麻雀や居酒屋での飲み会とか楽しんでいたようです。

家の中では「オレは世帯主だ」と言って威張ってみせたり、粋がって啖呵を切ってみせたり、でもその後「明日の朝、みんなにどんな顔して、どんな言葉をかけようか」とほほえましい悩みをめいさんによく話していたようです。

私にとってもケンさんは身近な人だったので、亡くなったことはとてもショックでした。
私だっていまだに信じられません。
夢の中の話のような、全く関係ないところの話のような気がしてなりません。

病気を持ちながらも一生懸命生きているめいさんを、今以上に、もっと大切にしなければと、ケンさんに教えてもらったような気がします。

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