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私とフーマのお散歩は・・・

公開日:2020/03/19

新型コロナの影響で視覚障害者の会の行事は取り消され、めいさんも私も家の中でひっそりと暮らす毎日です。
まあ、いつもひっそり暮らしているので、あまり変わりはありませんが。
でも明日行くはずだったオペラ「ドン・ジョヴァンニ」も中止になり、楽しみにしていたのでちょっとがっかりしています。

 

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いつもと同じように、天気のいい日は散歩に行きます。
この頃は暖かくて、めいさんは上着も着ません。

公園に着くとすぐベンチに腰を掛けます。
めいさんはあまり歩けないので、運動量の少ないフーマを私が連れて、アップダウンのある公園を1周しようとするのですが、フーマはなかなか私と一緒に歩いてはくれないのですよ。

「ヒール」と声を掛けると、その時は私の左側についてくれるのですが、「ゴー」と言ってもなかなか前に進んでくれません。
めいさんが「フーマ、お母さんと一緒に行っておいで。ゴー、ゴー。」と声を掛けても、めいさんの方を見るばかり。
「お父さんは来ないよ。さあ、行こう、ゴー!」
本当にしぶしぶ、トボトボ歩き出します。
そして気になって仕方がないのか、何度も何度も振り返ります。

階段を上がり、めいさんの姿が見下ろせるところに出ると、私は「めいさ~ん」と声を掛けます。
するとめいさんは「フーマ」と言って、手を振るのですよ。
何度も手を振ってから、「さあ、行こうか。」と言っても、フーマはじっとめいさんを見つめて、これまたなかなか動こうとはしません。
「ヒール、ゴー」と何度も言って、やっとイヤイヤ歩き出します。

でも下り坂になると若干速足になります。
尻尾も上がって、私と同じ速さで歩いてくれます。
平坦な道に出て、ベンチに腰かけているめいさんの姿を見ると、だんだん駆け足になります。

「おー、フーマ、お母さんと一緒に散歩できてよかったね。」
フーマはぶんぶんしっぽを振って喜びまくります。
まるで「自分のパートナーはお父さんだけだよ」と言っているみたいです。
その姿をめいさんは目を細めて、顔をくしゃくしゃに撫でながら見つめています。

今日もいい姿を見ることができたと、しあわせ感に浸りながら家路につきます。
さわやかな風が頬を撫で、絶好のお散歩日和でした。

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