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ケーナインヒルズ物語(初代看板ネコみっく)

公開日:2018/09/27

保管室の前で上を向いているみっく

「みっく」はやっと目が開いた頃、迷い込んできたネコです。
おっぱいが欲しくて、当時飼っていた犬のコロのところに行こうとしていました。
ブロックを横に倒した高さでさえも越えることのできないほどの小ささでした。

みっくはコロのおっぱいを吸おうとしましたが、コロは気持ち悪がって後ずさりをしていました。
でも何度もトライするみっくに負けてしまって、オス犬だというのに、終いには自分のおっぱいを吸わせるようになりました。
突き刺さる鋭い爪でおっぱいを揉むので、コロのおなかは傷だらけになりました。
おっぱいが出ないのにちゅうちゅう吸われて、乳首から血が出て、その血がカサブタになってもちゅうちゅう吸われて、コロはさぞ痛かったに違いありません。

包容力のあるコロはみっくを受け入れ、ふたりはいつも一緒でした。
みっくはお母さんのようなコロが大好きで、片時も離れようとはしませんでした。
晴れた日にはコロの背中の上に乗って日向ぼっこ。
寒い日にはコロのおなかの中にすっぽり入って顔だけを出して、気持ちよさそうにしていました。

自分を犬だと思っていたみっくは、コロに倣って「オスワリ」「オテ」「チン」をすぐに覚えました。
そしてコロの首から長い鎖で繋いでもらっていました。

白ピヨの攻撃を受けそうになると、コロに助けを求めていました。
鎖で繋がれているので逃げられないし、犬小屋の上に逃げても、この高さでは鶏は羽をバタつかせて上ってきます。
コロは白ピヨに鼻を突かれても、みっくを守ってやっていました。

みっくはコロが大好き。
コロがいてくれれば安心でした。

そのコロも15歳で亡くなりました。
朝、めいさんが散歩に連れて行こうとしたとき、「コロ、散歩に行くよ」と何度声を掛けても起き上がろうとしなっかったので、よく見ると死んでいたとのこと。
前日東京で学会があり、真夜中に帰ってきたときには、コロはいつもと同じように元気だったと言います。
コロが死んだとき、みっくはコロの背中の上でいつもと同じように寝ていました。
体を触ってみるとまだ温かく、亡くなったばかりだったようです。

みっくはコロが死んだということがわかりませんでした。
1週間くらい経って、いつも一緒にいたコロがいないのがわかったらしく、「わお~ん、わお~ん」とさびしそうにコロを呼びながら一日中鳴いていました。

この頃から近所のオスネコがみっくに目を付けてやって来るようになりました。
みっくは犬は好きですが、ネコは嫌いです。
毎回取っ組み合いの喧嘩になりましたが、不思議なことに鎖に繋がれていても、みっくの方が強かったのです。
オスネコはスタスタ逃げ出すのでした。
喧嘩をした後には、小さな毛の塊があちこちに散らばっていました。

でもさすがオスネコ、諦めずに毎日来ていましたよ。
そしてみっくと取っ組み合いをして、また負けて逃げて行きます。
それが何回か続いたので、それからというもの、みっくは家の中で飼うことになりました。

いつ来てもみっくがいないので、オスネコは毎回玄関先にオシッコを掛けて行きました。
ネコ忌避剤を撒いて、やっとオスネコも来なくなりました。

 

みっくHP作成用 - コピー

みっくはおとなしいネコでした。
抱っこされるのが大好きで、誰の膝にも乗ってきます。
そのままにしておくと2時間でも3時間でも膝の上にいるネコでした。
ケーナインヒルズでもお客様に抱かれて満足そうにしていましたっけ。

みっくを大好きなワンちゃんがいます。
ケーナインヒルズに来るたびにペット室の前でいつまでもオスワリして、みっくを待っているのです。
先日も真っ先にペット室に行って、みっくが出てくるのを待っていたそうです。
お客様が「みっくちゃんはもういないのよ」と言っても、諦めないで待っているそうです。
みっくとの忘れられない思い出があるのでしょうね。

そのみっくも21歳でこの世を去りました。

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