CANINE HILLS BLOG

アンヨと髭

公開日:2021/04/12

眠くなりそうな時や今から寝ようとする時、私はベッドに横たわり、足先だけを布団から出して、めいさんに言います。
「かわいいアンヨが待ってるよ!」
足を揉んでもらうと気持ちがよく、すぐに夢の世界に入って行くことができるからです。

ところが今日のめいさんは、迷惑そうな顔をして、
「今、髭剃ろうと思っているところだから、ダメ!」とぴしゃりと言い放ちます。
「なんで?アンヨ揉んでから髭を剃ればいいのに。」
「それがダメなんですなあ。髭が起きているときに剃らないと。」
「髭って、起きてる時と寝てる時があるの?」
「うん。暖かいと『そろそろ春だなあ、起きないと』と言って起きてくる。」
「へえ~、じゃあ、寒いと冬ごもりのために寝るの?」
「そう。だから顔が温かいうちに剃らないと。ちょうど今、起きているとこなんだよ。」
「でも私、今眠い。アンヨも『揉んで、揉んで』と言って待ってるよ。」

「面倒だなあ。」と言いながらも、足を揉んでくれるのがめいさんのいいところ。
以前は足の指の間を揉んでもらっていましたが、あまりにもきつく揉むので指の皮が剥げてしまいました。
それからというもの、指の付け根とその上の関節を揉んでもらうことにしています。
少々きつく揉んでもそれほど痛くないし、慣れると気持ちよくなって、じきにウトウトしてきます。

揉んでもらって、ウトウトしかけた時に、めいさんが突如として、
「コーヒー!」
今度は私のほうが面倒。
さっさと飲ませておいてから寝る方が得策だと考えて、起き上がり、コーヒーを淹れて持ってきました。

ところがいったん起き上がると、目が覚めてしまい、寝ようという気になれませんでした。
「なんだ、せっかく揉んでやったのに寝ないのか?」
めいさんは不満そうに言います。
「コーヒーで目が覚めた。」
今度は私のほうが不満そうな声で言います。
で、パソコンの前に座り、こうしてブログを書いているのでした。

おしまい

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